いっぴきの野ネズミ
いっぴきの 野ネズミが〜 穴ぐらに 落っこちて〜🎵
子どもは歌が好きですね!
歌が聞こえると、赤ちゃんもパッとそっちを見ます。
その場で大人しくしていてほしい時、好きな歌を歌うとちょっとなら待ってくれます。歌だけでなく、それに手の動きがついたら、もっと楽しくなります。
手遊び
手遊びは昔からいろいろあります。
ゲンコツ山のたぬきさん、とか、グーチョキパーで何つくろ〜、とか。
赤ちゃんのときから、手や指は最も身近なおもちゃでした。
生後3ヶ月頃から手指をながめるハンドリガードが見られます。その後もつかんだり、なめたり、指さしたり、大活躍です。
指の動きはとても魅力的だということですから、使わない手はありません👌
子どもを惹きつけるポイント
🐭子どもを惹きつける第一のポイントは、歌。
リズミカルな歌が聞こえると楽しくなる、ウキウキです。トントントン、こちょこちょ、チャチャチャ、パピプペポなどの音が好きです。子どもの歌にはこのような音が多いですね。
🐭🐭 2つ目のポイントは、動き。
基本的に動くものは何でも喜びますが、隠れたところから出てくる「いないないば〜」型は特に好きです。「〇〇ちゃん、こんにちは〜!」といって何かの後ろから顔を出したり、ぴょんぴょんしたり。
🐭🐭🐭 そして3つ目は、顔です。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、単純な図柄より複雑な図柄を好み、中でも顔が一番好きだというファンツの実験は有名です。
身近にぬいぐるみが一つあれば、いろいろ活用できます。もし何もなかったら、指に目と口を書いてもOKです。
むすんでひらいて
言葉の遅い孫を心配したおばあちゃんが、毎日「むすんでひらいて」の手遊びをしたところ、孫が興味を持って初めて真似をしたそうです。それをきっかけにだんだん言葉を話すようになったというエピソードを聞いたことがあります。
保育園を見学したお母さんが、「言葉で一生懸命言って聞かせるより、歌を使った方が子どもは言うことを聞くんですね」と言われたのを思い出しました。
こんなところに保育のコツがあるのかもしれませんね。
(小泉左江子)
コメント
「子どもは歌が好き!」本当にその通りだと思いながら読ませていただきました。興味がなさそうにしていても、歌が始まるとこちらを見て、ついついリズムを取ってしまう、踊り出してしまう、そんなお子さん達の姿を思い出しました。
子どもを引きつける3つのポイントで、何もなければ指に顔を描いてもOK、これ、とってもイイですね!個人的には野ねずみの指人形も大好きですが、次に赤ちゃんに会う機会があったら、指に顔を描いて是非試してみたいと思う保育のコツでした。教えていただきありがとうございました。