グルグルうずまきからマルへ

子育てブログ

自然は発見の倉庫

あった! 見つけた!
自然は発見の宝庫です。
大人だって、四つ葉のクローバーを見つけたら、あった!と歓喜して、本に挟んで押し花にしたり、人に見せたりします。


その昔、子ども向けの春キャンプに行った時、ゼンマイを見つけた幼稚園男児が
「これだれが巻いたの?」と素朴な質問。今でも忘れられません。

スクリューのように咲き上がるネジ花

6月初め雑草を抜いていると、こんな可憐なピンクの花を見つけました。
ネジ花というのですが、スクリューのように花がグルグルと咲き上がっているのです。
何本見てもみんな同じ方向にグルグルと咲き上がっています。
不思議な咲き方をする花があるもんだと、感心することしきりです。

まるで宇宙を描いているかのように

幼児は、3歳頃になるとマルが描けるようになりますが、その前にみんなグルグルと渦巻きを描きます。「グルグル グルグル」と言いながら嬉しそうに何回もエンドレスで描きます。
いろいろな色で、重なってもはみ出しても、グルグルグルグルと。
まるで宇宙を描いているかのように、、、。

人間にはマルへの憧れがあるのだろうか 

グルグルはある日、マルになります。出発点に戻って完結する。
「マ〜ル!」の言う子どもの嬉しそうな顔。人間にはマルへの憧れがあるのだろうか。

お顔が描けた!

ちなみにマルが描けるようになった子どもに
「おめめ、描いてみようか」と言うと、小さなマルを二つ描いてくれました。
ついでに「お口も描いてみようか 」と誘ってみると、横一文字の口を描いてくれました。
「わ〜、お顔が描けたね」と言うと、嬉しいそうに笑っていました。ちょっと得意げな顔をして。
一度描けるようになったら嬉しくて仕方がない。何度でもマルや顔を描き続けます。
きっとパパやママやバーバやジージや、せんせいやお友だちの顔を思い浮かべているのでしょうね。

(小泉左江子)

コメント

  1. 岡田 純子 より:

    子供の描くグルグルは宇宙だったのですね。描き始めは宇宙から、、生まれ持ったエネルギーが感じられて素敵です。

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