食育は身近なところから
食育は、身近なところから気軽にはじめるのがいいと思います。
どの食べ物も、食卓に乗るまでの生命力溢れる姿は、この上なく魅力的です。
ユスラウメ
ユスラウメをご存知ですか?
桜と同じ頃に薄いピンク色の花が咲き、5月の半ばごろに赤い実をたくさんつけます。
お店では売っていないので、見たことのない方も多いかもしれません。
自宅の庭になったユスラウメの赤い実を近所の4歳のお子さんのところに枝と一緒に届けることにしました。
赤い実を見たら、何と言うかな?
「可愛い!」と言うかな?
タネをちゃんと出せるかな?
持って行くと、お母さんから「何という実ですか? 食べられますか? どんな味ですか?」
など、矢継ぎ早に聞かれました。
「食べられますよ。さくらんぼのような味です。」
4歳のお子さんはさくらんぼが食べられるから、タネは出せますとのこと。
ドアの向こうで、「〇〇ちゃん、みてみて。 こんなのいただいたよ~」
という声が聞こえました。
親子でどんな会話が交わされたか想像すると楽しい。
ミニトマト
先日植えたミニトマトが実をつけ始めました。
野菜の毎日の成長は、子どもの成長とリンクして愛おしいものですね。
きっと子どもの優しい気持ちも育ててくれると思います。
(小泉左江子)
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