2016 年度「世界にひとつだけの子守歌」~川崎市すくらむ21 ファミリーほっとサロン 

活動報告

「ファミリーほっとサロン」の様子をお伝えします

□2017年1月21日(土)
「世界にひとつだけの子守歌」ソプラノとギターによるミニ・コンサート付き

お天気にも恵まれ、今日は17組の親子さんがいらしてくださいました。
お子さんは19人、週末イベントということで、8人のお父様も参加して
くださいました。

今回はお父様、お母様に、お子さんへの愛情をこめて
「世界にひとつだけの子守歌」を作っていただくという初めての
企画でしたが、参加者の募集を始めてから、わずか1か月で予約が
一杯になってしまい、キャンセル待ちの方もいらっしゃるというくらい
大変な人気で、スタッフ一同とても嬉しい驚きでした。

まず初めにスタッフからのご挨拶をさせていただき、そのあとは
プロのピアニストが「子守歌」についていろいろお話させて
いただきました。
そもそも、「子守歌」とはどんな歌?歌詞は?赤ちゃんが落ち着く
リズムって?メロディーは?
世界の「子守歌」にはどんな歌があるの?
ディズニーの中の「子守歌」などなど、どれも初めて聞くような
お話ばかりで、いつも歌っている「子守歌」にもこんなにたくさんの
秘密があるとは!と目からウロコのお話でした。
お父様もお母様もとても興味深く聞いてくださり、特にお父様は
真剣なお顔で、一生懸命聞いていらっしゃいました。

お話の後は、いよいよ「子守歌」の制作です。
皆さんにお配りした「子守歌」を作るためのマインドマップや、
歌詞を書き入れるための紙を前に、お父様とお母さまが頭を
ひねっていらっしゃいます。
お子さんの事をいろいろと思い浮かべながら、お子さんへの愛情を
歌という形にしていく作業、初めてのことに皆さん悩みながらも、
とても楽しそうに作っていらっしゃいました。

歌詞ができて、何となく曲のイメージがまとまったら、
次はプロの音楽家達による採譜係が待つテーブルへ。
さぁ、いよいよ「世界にひとつだけの子守歌」を作ります。

お父様やお母様の頭の中にあった音が、音符となってメロディーと
なっていきます。
中には、お父様とお母様の中で意見が分かれる場面も!
「う~ん」と悩ましいお声も聞こえて、皆さん、採譜係にイメージを
伝えようと一生懸命です。採譜係も一緒になって、イメージを曲に直す
お手伝いをします。
そして、ようやく完成!!皆さん、一仕事終えたようなお顔で
ニコニコされているのがとても印象的でした。

採譜係が書き留めた譜面を清書する間、プロのソプラノ歌手と
ギターによるミニ・コンサートを楽しみました。
世界から日本各地の子守歌まで、若いお父様やお母様方は
日本の子守歌でも初めて聞く曲もあったようです。
耳慣れたディズニーアニメの子守歌では、皆さんゆらゆらとお子さんを
抱っこしながら聞いていらっしゃいました。

素敵な歌声と魅力的なギターの音色に、しばし時間を忘れて
ゆったりと子守歌の世界に浸りました。

穏やかな子守唄の世界を堪能して、すっかりお子さんたちも
スヤスヤ、ウトウトとした頃、清書した譜面をもって採譜係が
戻ってきました!
待ちかねていた皆さんに一つひとつお渡しして、イベントは終了!
大切な可愛いわが子のために、お父様お母様が作った
「世界でひとつだけの子守歌」、皆さん出来上がった譜面を、嬉しそうに
大切にしまわれて帰ってゆかれました。

どうぞ皆さん、お子さんのための世界でたった一つの子守歌、
たくさん歌ってあげてくださいね!

次回は2月2日(木)「伝承遊び」
日本に昔から伝わる遊びのいろいろをご紹介します。
最近はあまり見かけなくなった伝承遊びの面白さを
皆さんで楽しみませんか?ご参加をお待ちしています。

改めましてスタッフ一同、心よりお礼を申し上げますと共に、
たくさんの笑顔をくれたお子さんたちの健やかなご成長を
心よりお祈りいたしております。

次世代サポートスタッフ一同

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